4月13日。
藤枝市の中里茶農協様において、例年行われている一番茶前の組合員、婦人部の皆さんによる、茶園巡廻と生産対策講習会を行った。
今年の茶園は、3月下旬の低温の影響もあり、若干遅れていたり、うねの左右で生育差が出ている茶園もあったが、全体的には昨年より2~3日生育が早まっており、また良質な芽の状態となっている。
巡廻後の講習会では、現在の茶況から見て、刈り遅れや深摘採は絶対禁物であり、芽の熟度の判定やハサミの位置を徹底的に注意するよう呼び掛けた。また茶商からの要望によるかぶせ茶生産にも本腰を入れ、少しでも組合員によい結果が出る取り組みにも積極的である。
4月16日は、研修工場で初揉みを実施し、本格的な工場操業は4月20日からを予定している。