5月13日撮影 岡山県茶振興協議会製茶講習会(法曽製茶工場様)
5月13日(日)、岡山県茶振興協議会主催による製茶技術及び茶園管理研修会が開催された。会場は、
岡山県北部新見市の法曽製茶工場様及び同地区内造成茶園である。当日は、事務局である岡山県生産流通課の担当者や協議会員の生産者20数名が参加し、製茶の実地講習や茶園管理対策について、熱心に勉強していた。岡山県は茶の生産地とは言えないが、山間部の農生産物として、相当の歴史もあり、それぞれの産地の特産品として、高齢化の中にあってもしっかりと守り続けようとする心意気が感じられる。
しかし、茶園は山間部の傾斜地にあり、作業性は厳しい。また、全国的にも産地としての知名度は低く、地元内の生産者の若手グループや県当局が今後の生産対策における積極的な取り組みやサポート体制の強化が見られ、マイナーな産地であるが、注目されるところである。尚、一番茶の生産は本日の研修会以降に本格化する。