2月23日撮影・カワサキユーザー研修会
2月23日(金)平成19年度カワサキユーザー研修会が、掛川市生涯学習センターを会場に開かれました。本年度も参加者が多く、厳しい茶況を反映してか、何時になく真剣な表情で、各講演や説明を聞き入れる姿勢が見られるとともに、会場内のあちこちで、県内外から参加された茶農家同志で、情報交換や技術論議が活発に行われておりました。
毎年、新茶期を前に、期待と不安を募らせている茶農家の皆さんへ、最新の茶業情報、新機種情報、機械の取扱啓蒙や一番茶生産対策などを提案し、茶業経営の向上に役立つことを願い行っております。
厳しい茶況の時こそ、やり方一つでチャンスになります。だめだと思う前に逆転の発想で考えたいものです。従来の作れば売れた時代から、売れる茶を作る時代に変わっていることを肝に命じてください。
飲みての気持ちでお茶づくりを進めていくならば、必ずやリーフ緑茶の復活が期待できると考えております。
今年の1番茶で、売れるお茶づくりのポイントは、芽追い型の生産をすすめ、絶対に摘採遅れをしないことです。
硬葉味、硬葉臭は買い手の最も敬遠する欠点茶であることを忘れずに、特徴ある茶工場としてブランド化を目指してください。