カワサキクラブ

生育状況2

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3月8日撮影・種子島松寿

 記録的な暖冬となった今年の日本列島で、様々な現象が起きています。桜の開花は、鹿児島が早く、東京は別として(ヒートアイランド現象で)順次北上して行くのが常でありますが、今年は先日発表された開花予想では静岡が日本一早く、三月十三日で平年に比べて十五日も早いとの事、一方鹿児島は平年に比べて三~五日遅く三月二十八日頃となるようです。さてお茶の生育はどうなっているのでしょうか?
 三月八日に鹿児島の南薩地方(枕崎、頴娃、知覧等)で生育状況調査を行ってきました。昨年とほぼ同じ茶園を見てきましたが、現時点で比べると同等の生育ステージだと思われますが、昨年秋に潮風害があった割には順調に回復しているようですし、全般的に良好な園相であります。ただ、二年前に幼木園で潮風害を強く受けた茶園での回復の遅れが気になります。
 鹿児島茶試(現鹿児島農業開発総合センター茶業部)に立ち寄り、全般的な生育状況をお聞きした処、越冬芽の耐凍性から判断した生育ステージは、ゆたかみどり、やぶきた種ともに耐冬温度は八日現在で0℃近くとなっており、これは昨年に比べ、ほぼ同じであり、平年に比べ五日程度早くなっていると思われます。また、鹿児島県の担当者の調査によると、種子島では昨年に比べて二~三日早いとの事で三月二十日頃に摘採が始まりそうとのことでした。いずれにしても、すでに耐凍性は著しく弱まっているので、これからの気温変化で生育の遅速は大きく影響されるので、心配は大きくなっています。
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# by kawasaki-blog | 2007-03-13 09:05 | 茶畑訪問

生育状況を見て

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2月20日撮影・場所種子島・品種 松寿
 
 超暖冬と表される今冬の気象条件のなかで、桜も梅も白モクレンも例年に比べて5〜10日も開花が早い現象となっています。
 お茶も他の植物と同様に、光と水と温度によって育成が左右されるものでありますから、現段階の育成は早まっていることは事実であります。
 近々に、各地の試験研究機関において実施される、超冬芽の耐凍性試験が始まれば、どの程度早いのかがはっきり分かると思われます。
 日本の早場所、種子島では現時点で、昨年に比べて3日程度生育が早いと報告されていますが、各産地とも、半年より大幅に早まることを想定して一番茶対策を講じておくことが必要です。
 平成14年の生産を思い出してください。磐田原台地や榛原南部の早場所で、4月10日前に生産が開始された年です。
 しかし一方、気象庁の3カ月予報みると、3月はやや雨が多く、気象が高めに推移し、4月、5月も気温は高値であるが、移動性高気圧が強く張り出し、晴天の日が多いということから、晩霜が心配されますので、いま一度防霜施設の点検など気に掛けてください。
 順調な摘採開始を祈念いたしております。
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# by kawasaki-blog | 2007-03-06 20:53 | 茶畑訪問

ユーザー研修会

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2月23日撮影・カワサキユーザー研修会

 2月23日(金)平成19年度カワサキユーザー研修会が、掛川市生涯学習センターを会場に開かれました。本年度も参加者が多く、厳しい茶況を反映してか、何時になく真剣な表情で、各講演や説明を聞き入れる姿勢が見られるとともに、会場内のあちこちで、県内外から参加された茶農家同志で、情報交換や技術論議が活発に行われておりました。
 毎年、新茶期を前に、期待と不安を募らせている茶農家の皆さんへ、最新の茶業情報、新機種情報、機械の取扱啓蒙や一番茶生産対策などを提案し、茶業経営の向上に役立つことを願い行っております。
 厳しい茶況の時こそ、やり方一つでチャンスになります。だめだと思う前に逆転の発想で考えたいものです。従来の作れば売れた時代から、売れる茶を作る時代に変わっていることを肝に命じてください。
 飲みての気持ちでお茶づくりを進めていくならば、必ずやリーフ緑茶の復活が期待できると考えております。
 今年の1番茶で、売れるお茶づくりのポイントは、芽追い型の生産をすすめ、絶対に摘採遅れをしないことです。
 硬葉味、硬葉臭は買い手の最も敬遠する欠点茶であることを忘れずに、特徴ある茶工場としてブランド化を目指してください。
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# by kawasaki-blog | 2007-03-05 20:50 | 講演会



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