カワサキクラブ

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茶産地を訪ねて

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大隅地区 ゆたかみどり

 1月29日~31日まで、鹿児島(南九州市鹿屋市大隈地区)、宮崎県の茶産地を廻り、茶業関係者から茶業の現状を聴きとるとともに茶園の状況を調査して来た。
 鹿児島経済連では、昨年の生産概況を聞き、併せて本年の一番茶生産、流通対策の概要説明を受けた。
 近年のお茶が県内工場とも画一的なお茶となり、個性が薄れてきている事から、今後は産地毎、工場毎の特色を生かしたお茶づくりの方向へシフトしたいとの事であり、また、遅場所工場では、相場を考えて硬葉生産の傾向になってきている事から、これからは、茶商へも持ちかけ、遅くても特色ある茶を高く評価されるように仕向け、産地の特色を最大限生かせるようミル芽生産の方向へと考えているようである。
 試験研究機関では、今後の鹿児島茶業の取り組みを聞いた。品種では、戦略品種の「あさのか」の作付けが増えるとともに、若干生産性の低い「やぶきた」は減少の傾向にあるとの事。また市場性の高い「さえみどり」は増えている。現状茶園では、寒肥や春肥の1回目、化粧ならし等が行われており、今冬は雨も多く、寒肥の効果は期待できるとの事。現在は発生が確認されていないが、関西(京都、奈良、三重、滋賀県)で多発している、ミカントゲコナジラミについて、 茶農家及び関係機関に注意を促している。
 鹿児島製茶㈱では森社長から話を聞いた。
最近の茶が、葉層の薄い茶園(芽数型)からの製品に茶本来の香味が薄れ、物足りなさを感じる。今後は茶園管理を工夫し、葉力の強い生葉作りを考えてほしいとの事。また老朽化した茶園では質が劣るようなので、計画的な再改植を望む。最近、お茶の味に本来の緑茶から見ると少し物足りない。お茶の水色を限りなく緑色を求めてきた事に疑問を感じるとの事であった。
 茶園は、南薩、大隈地域を調査したが、何れも最良の状況であった。親葉も大きく揃っており、光沢もあり越冬芽の大きさも良く本来一番茶の量、質ともにかなり期待される茶園となっている。
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by kawasaki-blog | 2008-02-06 10:03



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