3月5日、鹿児島県
南九州市(南薩地区)の生育状況についてお知らせ致します。
極早生種の「くりたわせ」、早生種の「ゆたかみどり」は暖冬と多雨によって、生育はずいぶん早まっている。すでに萌芽期を過ぎ、0.5~1葉期となっており、4月早々の摘採が予定されている。
昨年は4月3~5日頃に摘採された茶園は、平年比1週間程度早かったわけですが、今のところ、今年もほぼ同じ時期と予測されている。しかし今年は3月中旬以降の寒気はほぼ心配ない見込みであることから、このまま進むと昨年より摘採時期は早まることも考えられる。
昨年は3月中下旬の強い寒気によって、新芽が低温障害を受け、色のりの悪い新茶となったが、今年は良好な外観、内質の茶が生産できるものと期待される。